児童相談所が保護見送り 両親から虐待を受けていた男子中学生が自殺 神奈川・相模原 産経ニュースより。児童相談所 学校からの虐待の連絡確認せず NHKニュースより。神奈川県相模原市で、両親から虐待を受け児童相談所に通所していた男子中学生が自殺を図り、先月の末に死亡していたことが市の取材で明らかになった。親の虐待は男子生徒が当時小学6年生の時に小学生の教諭が市に通報したのが始まりだった。同年11月に虐待案件と認定され、児童相談所から呼び出しに対し両親と男子生徒が通所し、指導を受けていた。
その後も、虐待は続き、男子生徒は何度も児童養護施設で暮らしたいと訴えていた。26年の10月上旬に両親が児童相談所からの一時保護の方針をかたくなに拒み、通所は停止。中学校からも保護を求めているとの通報があったが、保護は見送っていた。男子生徒は11月に親族の家で自殺を図り、今年2月に死亡した。
自殺する直前「親子関係は改善している」と児童相談所は話しているが、通学している中学からも通報があった、コンビニに駆け込むなどの兆候があったにも関わらず、対応しなかった。TVで亡くなった生徒の母親が顔を隠してインタビューに答えていたが、
「原因が自分たちにあるとは思ってない」という態度にしか見えなかった。なお、過去に相模原市の児童相談所では意見箱の紙が1枚なくなった時に、入所していた少女8人を全裸にして身体検査を行っていた事が発覚している。親からも虐待され、児童相談所にも見捨てられた男子中学生がどれだけ絶望したのかと思うと筆舌に尽くしがたい。暗澹たる思いでニュースを観ていた。
2016.03.23
/
Comments(0) /
Trackback(0) /
神様一家(漫画)
中3男子が自殺…「万引き」の誤記録で推薦せず 読売新聞より。「子供預けるの怖い」=中3自殺で保護者ら―広島 Yahoo!ニュースより。広島県府中町の中学3年生の男子生徒が、昨年12月誤った進路指導の後、自殺していたことが明らかになった。教育委員会によれば、1年生の時の別の生徒の万引きの記録が誤って記録されており、担任は推薦はできないと生徒に話をしていた。なお、生徒は万引きについて何度も否定したが、担任は
「万引きの事は親に話す」と伝えた。その時予定していた三者面談には生徒は姿を見せず、保護者とだけ面談。保護者が帰宅した後、生徒が倒れているのを発見した。遺書のような文章が残されていた。
あまりにもずさんとしか言いようがない。男子生徒は万引きを疑われて絶望してしまったのかもしれない。実際に万引きした生徒はどうなっているのか知らないが、保護者の集まりで担任が欠席していたと聞き、いらだちをかんじた。担任がきちんと調べずに推薦ができないと話してしまったことに関して、以前、連絡帳でいじめがあることを訴えた生徒に対し、担任がSOSを察知できず生徒が自殺してしまった事件をおもいだした。学校の対応はあまりにもひどすぎる。
2016.03.09
/
Comments(0) /
Trackback(0) /
神様一家(漫画)