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アルジャーノンに花束を

印象に残ったのは、主人公視点の巧みな翻訳だった。
アルジャーノンに花束を ウィキペディアより。
「アルジャーノンに花束を」のダニエル・キイス氏が死去 86歳 MSN産経ニュースより。
アルジャーノンに花束を 感想まとめ 【ネタバレあり注意】NAVERまとめより。
「アルジャーノンに花束を」等で知られるアメリカの作家のダニエル・キイスさんがフロリダ州の自宅で肺炎のため亡くなった、86歳だった。キイス氏の訃報に触れたとき、思い浮かんだのが「アルジャーノンに花束」だった。精神遅滞の主人公の青年、チャーリー・ゴードンの視点で書かれた世界でベストセラーとなった小説である。彼は家族に見捨てられ、引き取ってくれたパン屋で働きながら、精神遅滞の専門の学習クラスに通っていた。ある日、動物実験で超知能を得たハツカネズミのアルジャーノンと迷路実験で対決し、アルジャーノンが勝利する。そこで、アルジャーノンと同じ脳手術を受ける被験者として選ばれる。手術後、IQが順調に上がっていき、難しい勉強に取り組んでいく。しかし、頭が良くなることで「知りたくなかった事実」まで知ることになる…。

チャーリイの視点で書かれた文章は、最初(脳手術前)はひらがなのみで言葉の間違いもある。手術をした後はどんどん語彙も増え、文章も難しくなっていく。同時に、周囲との軋轢や苦悩が増えていく。チャーリイはアルジャーノンの異変に気付いた時、その手術に問題があることに気付く。知能は退化していく過程でも彼自身が止めようのない事実に抗おうと足掻く姿が見られる。そして、寿命が尽きた「友」アルジャーノンの墓を作り、教授に向けて「うらにわのアルジャーノンのおはかに花束をそなえてやってください」と手紙で締めくくる。頭が良くなることが彼にとって幸せだったのか、何と言っていいかわからない読後感があった。

もともとの原書は読んだことがないのだが、翻訳の力も大きかったと思う。これにより、チャーリイの変わっていく様子が目に浮かぶのが頭に残っていた。これがのちのノンフィクション「ビリー・ミリガン」シリーズにつながっていく。のちに、映画やドラマ化されているが、やはり、原作を読むのが一番だと思う。
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2014.06.20 / Comments(0) / Trackback(0) / 神様一家(漫画)

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